人生は長い目で見た方がいい

hitoshi

2010年03月17日 11:09

音楽会の翌日(3/15)に、Mさんにメールをしました。
覚えておきたいので、ここにも載せます。



音楽のお話。
人生は長い目で見た方がいいですよ。

音楽活動が順調だったとき、今、そばにいるふたりの宝は、いたか。
ふたりがいるのと、いない人生、どちらがいいですか?
まだ、あんなに小さいときでも、一緒に音楽を聴こうね、って思えるお母さん。
それが、Mさんなんだと思います。

そういう姿勢、感性が、今の音楽活動ですよ。
ふたびのかわいい子と一緒に音楽活動をしてください。

奈穂子に、子育てだけの生活と思っていたときに「ママ、うたって」と言った長女。
彼女は、そのときに聴きたいだけだったかもしれませんが、奈穂子にとっては、メッセージでした。
その子は、今、ピアノをひき、チェロをひいたりする中学3年生。もうすぐ、高校生です。
今では、家での練習のときに、奈穂子の伴奏をしたり、音楽の話をしたり、、、

昨日のプログラムにあった、バッハのチェロ無伴奏組曲のボカリーゼは、将来、娘のチェロと共演するために野平さんが作曲したものです。

生まれて、1年、2年ではわかりませんが、、、15年たつと、彼女がいて、よかったとしか思えません。
もちろん、生まれたときから、そう思っていましたけどね。

ドイツにいたときの先生が、「ベイビーは、学校よりも、うたにいいのよ。おめでとう!」と、ハグしてくれたという意味。ずっと演奏家として活躍していた先生のことば。ほんと重くて深かったんだなぁと、思います。

Mさん、ふたりが、もしかしたら、もっと増える宝の子たちが、Mさんの音楽活動を応援してくれる姿をイメージして、大事に毎日を過ごしてください。これが、今の、最高の音楽活動。演奏もしたらいいと思います。この子たちに、たくさんうたってあげてください。

神様には、あなたの願いが届いています。だいじょうぶですから。
ふたりとの大事な時間、うたが少なくても、音楽活動に感じられなくても、、、実は、だれも体験できない音楽活動なんですよ!

また、お会いしましょう。


関連記事