2005年11月08日
伝統工芸と出逢い
和をテーマにするコスチュームデザイナーの塩澤政明さんが来沖していた。
昨夜、八重山から那覇にもどってきた。
みんさー織りの工房へ行ったそうだ。
休暇で遊びにきていたはずなのに、この人は、いつもそういう縁があって
どこへでも出かけていき、人のつながりをつくる。(笑)
伝統工芸は、残っていてほしいよいものなのに
今の時代にむかって変わっていかないから
特別な人だけが使うものになってしまうんだよね。
あんなに手間をかけて、すばらしいものをつくっているのに
たくさんの人に使われるモノにならない。
ぼくは、思いました。
職人さんや、作家さんは、ある意味、伝統の技に集中して
ほかのことに目をやらずに一心不乱に修行してきたからこそ
今の技があるんだろうなぁ。
その人が変わるのは無理。
というか、変わることができる人だったら、もう変わっている。
やはり、そういう視点を持った人との出逢い、
コラボレーションで、変わっていくのだと思う。
塩澤政明さんは、古い着物に出逢って、小紋の職人さんと出逢って
今の作品をつくりだしている。
また、八重山の工房へ行って、新しい出逢いのコラボをしてくださいってお願いした。
Posted by hitoshi at 10:54│Comments(0)
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