百年つづくうたの力〜うたは世代をこえて

博多のふくやさんも、通販をしています。
初期のころから、店頭価格と同じ金額に、送料の実費を加えて請求しています。

また、博多のふくやさんは、一切、卸をしていません。
ですから、東京のデパートなどでは、この店頭価格で仕入れて、さらに利益をのせて販売しています。

店頭で1000円で売っているものが、デパートでは1400円で売られていたりします。
それでも、毎日、入荷するデパートがあると聞いたことがあります。

ふくやさんは、基本的には直営店だけで販売を続けています。
小売価格で仕入れた転売が、デパートでされています。

数年前に、ふくやさんに伺ったときに、年商100億単位の金額でした。
今では、もっとのびているのではないでしょうか。

「どうしても欲しい」と思ってもらえる商品であるということです。
ここに、「単品通販」が成功する商品の秘密が見えてきます。


自分がお客さんになったとき、これはわざわざ送料を払ってでも、近所に売っている類似の品よりも、手に入れたいものだろうか？というチェックをしてみてください。


また、そういう商品であるという理由探しが、独自の「物語」を生み出します。


・よそでは買えない商品であること。
・送料を払ってでも、買いたい商品であるということ。


この２点、とても大事なポイントです。


では、こういう商品は、どういう商品なのでしょうか？


上記のハムや、明太子は、身近なものを食べるよりも、なにか豊かさをくれるわけです。人によっては、感動であったりします。

だれでもとっておきのものは、特別なときに取り寄せますから、さらに心に残る一品になったりします。


もう一方で、昔から通販で売れてきたものがあります。

「ひさや大黒堂」をご存じでしょうか？
昔から、ある病気の民間療法の特効薬を売っている会社です。

新聞広告を使ったサンプル請求が有名です。

人に知られずに買いたい。そういうものもまた、通販ではヒットを打ちます。


・人の生活を豊かにする商品。
・人の悩みを解決する商品


この２つのポイントが、「単品通販」で成功する商品の入り口です。